パンテールドゥカルティエを昨年購入し、使用してから1年経ったのでレビューを書こうと思います。
この記事は、
- カルティエのパンテールが気になるけど購入を迷っている人
- 一生物の腕時計が欲しいけど、どれを買うか迷っている人
上記のような方々に参考にしていただきたく作成しました。
結論から言うと、大変大満足、後悔は微塵もありませんでした!😊
ぜひ最後までご覧いただき、購入のきっかけになれば幸いです。
この記事を書いている作者ましこはこんな人です。
- 30代OL、関西在住
- 1シーズン3〜4パターンの服のみ所有のゆるミニマリスト
- お金は使うところは使う、使わないところは節約
- シンプル、上質なものが好き
- 趣味はハイキング、カフェ開拓、のんびりすること、猫と戯れること
商品の紹介
パンテールドゥカルティエとは
パンテール=フランス語の「ヒョウ」
※ヒョウはカルティエを象徴するアイコン
デザイナーはジャンヌ・トゥーサンという女性で、カルティエの秘密の恋人💓
そして彼女の愛称が「パンテール」だったそうです。
1983年に発売開始、2008年に生産中止となったが、絶えぬ人気のため2017年に復活しました。

パンテールの外観
ブレス部分のコマは小さく、これはヒョウの足あと一歩一歩を表現しているそう。
腕時計を横から見た様子は、ヒョウを横から見た様子をイメージしているらしい
表には8個のビス。時計部分は丸みを帯びた正方形。
バックル(尾錠、時計を止める部分)は観音開き。
このおかげで、裏から見た時も美しく均一なブレスレットに見えます✨
竜頭にはサファイアが使われている。上品な青色
秒針はなく短針と長針のみ。文字盤の文字はエレガントなローマ数字



体験談
購入したサイズ・色
サイズ:SM
色:ステンレス
ダイヤなしの一番シンプルなものにしました
お気に入りポイント
高級感があり、付けるだけでコーデが華やかになる
パンテール=エレガントで華やかなイメージです。
そのため、シンプルな服にエレガントな時計を1点投入するだけで、コーデ全体が格上げされる気持ちがします。
服がユニクロでも、良い時計をつけているとなんだか特別な日のような、素敵な気持ちになり気分が上がります😊

普段でも、特別な日でも、着けるだけでテンションが上がります!
シンプルなのでどんな服装にも合わせやすい
私が購入したのは、文字盤が白色でダイヤ等の装飾のない、一番シンプルなパンテールです。
そのため、どんな服にも喧嘩せず馴染んでくれます。
柄物に合わせてもうるさくならず、どんな材質(ポリエステル、レーヨン、綿、羊毛等)にも合います。
要するに、フォーマルでもカジュアルでもつけやすいのです。

私が好きな組み合わせは、例えば、
ジーンズ+白のトップス+パールピアス+パンテール、
という風に綺麗めとカジュアルをミックスさせたスタイルです。

パンテールは綺麗めなアイテムなので、今日の服装はカジュアルすぎるから少し綺麗め要素を足したい!という時に大活躍します。
そして、ステンレス素材で色がシルバーのパンテールでも、パンテール自体に華やかさがあるせいか、ゴールドのピアスでも意外とマッチします。
パンテール=しなやかで強い女性のイメージ
私の中でヒョウのイメージは、
- しなやか
- 強い
- 艶やか・妖艶
そんなイメージです。
そんなしなやかで強い、美しい女性になりたい、と思ったのもパンテールを購入した理由の一つです。
身につけた時に何だか強い女性になれる気がするので、ここぞという時にもお世話になっています。
(試験の時や、通院する時など。病院は怖いから強さが欲しいのです。。。😂)

おばあちゃんになっても使えるデザイン
良いものを長く使いたいと思っている私にとって、おばあちゃんになっても使いたいと思う時計かどうかは、一生物の時計を選ぶ上で大事にしているポイントでした。
カルティエは長い歴史のあるブランドで、パンテールはその中でも定番の時計のため、途中で壊れても正規店で修理が可能だと考えました。
(メーカーによっては、すでに廃盤になっている製品は、廃盤になってから年月が経っていると修理部品をメーカーで保有していないことがあります。その場合正規店での修理が不可の場合があるのです。)
また、カルティエのパンテールのようなエレガントなデザインならば、おばあちゃんが着けていても違和感がありません。
むしろそんなおばあちゃんいたらカッコイイ!と思いました😄

「これ?30年前に買ったの。」とか言いたい笑
気になる点
防水性能はほぼない(手を洗う時注意)
これは購入時に店員さんから言われたことです。

店員さん
一応、生活防水程度の防水性能はありますが、なるべく濡れない方が安全です。
竜頭が閉まっていない場合は、濡れたらそこから水が入って一発アウトです。
とのことでした。
そのため、使用時は下記のことを守っています。
手を洗う前は外す(外せない場合は限界まで腕時計を肘の方へ近づけてから洗う)
雨予報の日は着けない
水を触る可能性のあるイベント等(水族館等)へ参加する日は着けない

上記のことを守っているため、今のところはヒヤッとしたこともなく無事に使えています。
高級時計にはロレックスやオメガ等がありますが、それらの時計の仕様から「高級な時計は防水性能がスゴイ」というイメージだったので、防水性能に関しては購入直前まで気にしていなかったポイントでした。
傷が目立ちやすい
カルティエのパンテールといえば、このうっとりするようなツヤっツヤの見た目。
私はまだ傷をつけたことはありませんが、やはり傷は付きやすいようです。
傷は自分だけの時計の証!と吹っ切れれば良いのですが、まだ1年しか使用していないため、正直まだ傷はつけたくありません。。😂
ちなみに仕事用に使っているシチズンの時計は、使い始めて今年で10年目に突入し、傷もたくさんついていますがこの傷は一緒に苦楽を乗り越えた証で愛おしく思うので、そのままにしてあります。これからもずっと使っていく予定です。

傷も愛せるくらい、パンテールも使い倒したいです!
定番なので人と被るかも?
Instagram等でよくパンテールを着けていらっしゃる方をお目にかけます。
また、ファッション雑誌等でもカルティエの定番時計としてよくパンテールを見かけます。
そのため、他人と被るのは嫌!と思っている方は少し躊躇するかもしれません。
しかし、関西在住の自分としては、そんなに被ることはないのかな、という印象です。
関西で言うと、梅田や天王寺でも、パンテールを着けている方はあまり見かけたことはありません。(そこまで人の腕時計を見ていない可能性もありますが、、)

それよりも、自分が着けていて心地良いかが大事だと思います。
また、時計は全体に占める割合が小さいアイテムですので、被っていてもそんなに気まずくはならないと思います。
(ジャケットや鞄が被っていた時の方が、「あっ」となりますよね。)
自分が好きなものは、気にせず身につけていきましょう!
腕につけた後、ベルトの跡がつく
これはどの時計でもあることですが、しばらく腕に着けているとアミアミ状の跡が着いて、ちょっと恥ずかしいです😂
腕時計を肘に近づけすぎると跡がつきやすいので、なるべく手首の方で着けましょう。
コーデ例
個人的には、シンプルな服にジュエリーで華やかに飾るコーデが好きなので、普段からよくそういう服装をしています。
私はパンテールをつける時は手には結婚指輪のみ、他の部分のジュエリーはピアスのみつけるようにしています。
こうすることで、ジュエリーが主張しすぎず全体が良い感じにまとまるためです。

Instagram等でピアス、ネックレス、左右の指に指輪、ブレスレット、時計、とフル装備でつけている女性がいらっしゃいます。
華やかな場へ出かける時はそのように飾るのも美しいと思いますが、私は普段の生活の場合はもう少しシンプルな方が好きな方です。
そのため、ジュエリーを身につける箇所は3点まで、というルールでジュエリーを楽しんでいます。
例えば、
ピアス+結婚指輪+右手にリング
ピアス+結婚指輪+ネックレス
とかです。
※例外として、冬服の場合は腕が服で隠れるので腕時計をプラスして4点つけることもあります。
※結婚指輪と婚約指輪を重ね付けする場合は、1点とカウントしています。(点数はあくまでもつける箇所でカウントしています。謎のこだわり笑)

自分の場合は、ピアスと結婚指輪は必ず着けるので、最後の一点をリング・ネックレス・腕時計・ブレスレットの中から一つ選ぶことになります。
メーカーの対応
カルティエの店舗で、どの時計を買うか迷っていた時、カルティエの店員さんは色んな時計を着けさせてくださいました。
その時に驚いたのが、値段に関係なくアドバイスしてくださった点です。
普通、高い方を売りたいから高い方を薦めるのかなーと思って値段を見たら、値段は関係なく本当に似合うと思った方を薦めているようでした。

せっかくの機会だから、とゴールドのパンテールも着けて見ましたが店員さんはお嬢さんはシルバーの方がお似合いだと思います・・・!と言ってくださいました!
試着している時に、テーブルの上にある鏡を見せてくださったり、全身鏡まで案内してくださったり、丁寧な接客でとても心地良かったです。
これは、カルティエにハマる人がいるのもわかるな〜と思いました。
また、クリーニングも無料でできるそうです。
「自分は汗っかきなので夏は時計は着けないんです」と言ったところ、「店舗に持ってきてくださればクリーニングは無料でできるので、遠慮せずガンガン着けてくださいね!」とおっしゃってくださいました。

クリーニング無料は頼もしいですね
安心してガンガン使っていきましょう!
パンテールを買うに至るまで
一生物時計のリサーチ
30歳の節目に一生物の時計が欲しい!と思った私は、まずはSNS等で一生物の時計についてリサーチしました。
それまで時計はあまり興味がなかったので、様々な時計を調べました。
そこで最初にこれだ!と思ったのはカルティエのタンクフランセーズ(旧型式)でした。


私はフランス的な考え方(良いものを長く使う、良いものこそ普段使いする等)が好きで、それ系の本もよく読んでいたため、タンクフランセーズ(フランセーズ=「フランス式の」と言う意味)は自分にピッタリだ!と思ったのです。
しかし、リサーチしているうちに現在売られているのは新型式(文字盤がシルバー)で、私が欲しいのは旧型式(文字盤が白)と言うことに気づきました。
どうしても文字盤は白がいいと思っていたため、さらにリサーチ。
しかし、すでに新品の旧型式フランセーズが販売されておらず、店舗在庫も0だったため、ヴィンテージショップで購入することにしました。

ヴィンテージショップでフランセーズ試着
そしてヴィンテージショップに行った時にパンテールの存在を認識しました。
こっち(パンテール)も良いかも!と一瞬思いました。
しかし、パンテールは華やかで女性らしい印象で、憧れはありましたが真面目でかっちりした印象のタンクフランセーズの方が自分にはあっているかも、と思い当初はフランセーズの中でどれを買うかで迷っていました。

タンクフランセーズを買うために2回ほど下見をして、気に入ったものも見つかりいざ購入!と購入直前まで進みました。
そして、購入直前にお店の人から、
- この時計は前の持ち主が何度かクリーニングしており、裏の文字が薄れていること
- カルティエ正規店での修理は不可なこと
- 残りのクリーニングできる回数が限られていること
上記のことを説明されました。正直少し、テンションが下がった記憶があります。
その説明の後、店員さんがベルトの調節をしにお店の奥へ入っている間に、ふと以下のことを考えました。

この時計(フランセーズ)は途中で手放すかもしれない・・・。
まぁその時までに新品のパンテールをぽんっと買えるくらい稼げるようになって、これを手放して(売って)新品のパンテール買お!
購入直前まで行って心変わり
そのことを隣にいた母に伝えると、

えっ、それなら「今」パンテールを新品で買った方が良いでしょ!
と言われました。母の考えは以下の通りでした。
- 一生物を買うならば新品が良い。気分が上がる。
- 将来パンテールを買おうと思った時はさらに値上げしている。
- 今高いと思っていても、トータルで考えれば今パンテールを買って一生使う方が、途中で買い換えるより得
と言うことを説明され、たしかにそうかも。と思い直し、結局購入直前まで進んだフランセーズはキャンセルしました。
店員さんが少し不機嫌になった気もして本当に申し訳なかったですが、一生物なので妥協したくありませんでした。
その後、その足でカルティエの店舗へ行き、また色々試着しましたがその日にSMサイズのステンレスパンテールを購入しました。
これなら一生使いたい。直感でそう思ったので迷いはありませんでした。

今考えても、新品のパンテールを買って良かったと思います。
あの時背中を押してくれた母には感謝しています。
まとめ
カルティエのパンテールについてレビューを書かせていただきました。
1年経った感想としては、大変大満足、後悔は微塵もない!です。
実は、このレビューを書くために改めてパンテールについて調べ直しました。
名前の由来やデザインへのこだわり、デザイナーの人生などの新たな知識が得られ、また、世界中で愛されている声を聞き、ますます愛着が湧きました。
今でも買った時と同じように、着けるたびに気分が上がり、素敵な1日を過ごせます。
一生大事に使っていきたいと思います😊

ここまで読んでくださってありがとうございます!
皆様が素敵な一生物に出会えることを心から願っています!!

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